こんにちは、横田寛之です。
まだちょっと暑いけど少しずつ涼しくなってきとるね〜
先日、
チャールズ・ロイドLIVEを見に行ってきました!

めちゃくちゃに素晴らしいライブでした。
終わったあとは何か演劇でも見終わったような気持ちになりました。
見ているときも、何か下北沢の劇場で、見ているような錯覚に陥りました。
それだけ音に何かが宿っていたのかなと思います。
メッセージとかそういうのではないと思うのですが。
一気に大好きになってしまいました。
もう一つすごいなあと感じたのが、
音楽に対しての自分の音の選び方、「選択圧」とでもいうのか、
そんなものがすごいなと思いました。マリアナ海溝並の!
表現するのって、こんな感じで上達というか進化していくと思うのですが、
「これしかできないのでこれを聴いて」
↓
「これもあれもできるからこれもあれも聴いて」
↓
「これもあれもできるけどこれを聴いて」
表現できるものが増えていけば増えていくほど
選択圧(選択する力というか選択されたものの力というか。。)が高まっていくと思うのですが
言うなればこれをめちゃめちゃ極めてる感じしました。
それにしてもチャールズ・ロイドって、
恥ずかしながらこれまでおそらく一回も聴いたことなかったのです。
なんで聴いてこなかったんだろう。。?
ちょっと考えてみると
マイルス、コルトレーン、パーカー、みたいに
ジャズ史を変えたぜ的な、
お相撲さんでいったら千代の富士タイプではないからかもしれません。
あとはぶち抜きで革命起こしてないけど個性爆発系のジャッキー・マクリーンとかお相撲さんでいったら小錦みたいな感じでもないかもしれません。
なんやろうタワレコいったらコーナーはちゃんとあって
しっかり在庫ある感じのレッド・ガーランドとかバド・シャンクとかアイク・ケベックとか??
お相撲さんでいったら寺尾。。そう寺尾タイプなのかもしれません!
話がずれましたが
チャールズ・ロイドは今81歳。
昔の演奏も今聴き漁っているところですが、
これはチャールズ・ロイドが28歳くらいのときの演奏。
28て多分僕が1stアルバム『表参道ワンピース』を出させてもらった頃の年やなー。
なんかこの歳でこの円熟感というか
音楽に対してこんな感じで向かえてる感じ、すごいなあ。。
既に今現在の演奏に通ずるものがあり、、
今も多くの人を感動させてるのよなー
なんだか若いころは長く続けるのが大事と言われて
「え、普通にやり続けりゃいいんでしょ?むしろ辞めることのほうが大変」くらいに思ってたけど
だんだん続けるのって大変だなああて気づいてくるなあ。
なんだかいろんなものを見たときにまず
「これ、続くのかな?」
ていう目線でみちゃう。なんかそれも嫌やけど笑
81で、あんなに多くの人に愛され、尊敬され、
ライブができてるって本当に羨ましいなあ、と思いました。
次回の僕のカルテット
ゴウダヴ
は、
9/21(土)
1st:20:00-21:00 2nd:21:30-22:30
横田寛之カルテット「ゴウダヴ」@池袋 Apple Jump
横田寛之(sax) 堀秀彰(p) 安東昇(b) 横山和明(ds)
¥3,000

ぜひお待ちしていますね!
さテレンスブランチャード~!
こちらの新曲もぜひ聴いてくださいね。
前作『We』もぜひ~
横田サックス。公式チャンネルのチャンネル登録もよろしくおねがいします!
https://www.youtube.com/channel/UChgLgaNcd3K706xaHIIeykg
今日は早稲田の諏訪金属にて演奏しています!
お待ちしております。
http://www.gauchedavinci.com/schedule201909/
■9/6(金) 20:00
AB型ブリブリコンビとMaiちゃんのがっつりジャズナイト
@ 西早稲田諏訪金属
【チャージ】チップ制
【出演】Mai Petty(vo) 楠直孝(p) 横田寛之(sax)
ではでは。
横田寛之